運動が逆効果になる場合があるからです。
普通は糖尿病に代表される生活習慣病には食事療法・薬物療法と並んで運動療法もあり、有効性も認められています。
ところが痛風の場合は激しい運動を行うと
〈1〉体を酷使した後は、老廃物の尿酸が増える
〈2〉運動で汗をかき、脱水症状になると、血液が濃縮し、尿酸の濃度が高まる
〈3〉発汗で尿量が減ると、尿からの尿酸の排出量も減る
〈4〉筋肉疲労に伴い発生する乳酸も、尿酸の腎臓からの排出を低下させ体内に尿酸がたまる
という連鎖により、尿酸値が上がってしまうんですね
ただし、生活習慣病の基礎にあることの多い肥満が解消され、それに伴って高脂血症、高血圧、耐糖能異常など合併する生活習慣病が運動療法によって改善されれば、間接的に好影響が得られることは十分考えられます。
その意味で長い目で見れば、運動は痛風改善に効果があると言えるかもしれません。
運動をする際に、筋力トレーニングなど、瞬発力を使う激しい無酸素運動は上記のサイクルにはまってしまいますので、お勧めできません。
お勧めは早足歩行、ジョギング、サイクリング、水泳等の有酸素運動です。
また運動する場合は水分補給を欠かさないことです。汗をかいたらその分水分補給です。
痛風と付き合いながら、楽しく運動をしたいですね
